どうも、わかです!
突然ですがあなたは
新NISAを活用していますか?
この記事を読んでいるということは
「もう始めているよ」
「これから始めようと考えてるよ」
って方がほとんどではないでしょうか。
今回は
新NISAで一番重要な
投資で資産を増やした後の
「終わり方=出口戦略」についてお話します。
この重要な出口戦略を知らないと
生涯もらえる金額が
大きく変わり損をする
人生100年時代なので
老後もお金の不安を抱えてしまう
こんな未来になりたくないですよね。
そんなあなたは
是非ともこの記事を読んでください。
目次
目次 1.新NISA「出口戦略」が重要な理由 2.出口戦略を考える理由とポイント 3.おすすめの出口戦略とは 4.まとめ
1.新NISA「出口戦略」が重要な理由
なぜ新NISAの出口戦略が重要なのか?
まず、2024年から始まった
新NISAについておさらいしましょう。
↓ ↓ ↓
主に
・非課税枠が1,800万円
・非課税期間が無期限
・非課税枠が復活する
などメリットがたくさんある
国の神制度ということはご存知でしょう。
しかしながら
保有している資産の価値が上がっていても
現金化しなければリターンはもらえません。
また
非課税保有期間も無期限になったことで
投資をするあなたが自身が事前に
「売り時=出口戦略」を
考えることが非常に重要になりました。
あなたが資産を増やした後
どうするのかによって
生涯の受取金額が大きく変わるため
損しないようにしっかりと
考えていきましょう。
2.出口戦略を考える理由とポイント
新NISAでは
「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の
併用も自由に選択ができます。
そのため
投資先が複雑化し「何をどう売買するか」を
考える難易度も上がりました。
・「どんな組み合わせで買うか」
・「いつまで保有し続けるか」
・「どれを残してどれを売るか」
選択肢が増えた分
私たちの考えることも増えました。
では、具体的にどうやって
この『出口戦略』を考えばければいけないのか?
本記事では
「資産を運用しながら取り崩していく方法」を
メインに解説していきます。
前提として
出口戦略を考える際のポイントは
・最終的に必要な資産額と年齢を考える
・世代に合わせた戦略を考える
また
・売却益狙いなのか
・配当金重視なのか
・その両方なのか
それぞれ投資の目的やライフステージに
応じた戦略を立てる必要があります。
3.おすすめの出口戦略とは
戦略1:資金が必要なときにその分だけ取り崩す
ひとつ目は
日々の支出やライフイベントに合わせて
必要な分だけ資産を取り崩す方法です。
金融商品を売却すると
現金として受け取れるため
家計の苦しい時期や大きな買い物を
する時期に合わせて自由に資産を取り崩します。
<お金がかかるライフイベント一例>
結婚や出産、マイホームの購入、両親の介護など
子どもがいるご家庭では
入学費用や授業料、受験代も必要になるでしょう。
また、新NISAの口座にまとまった資金があると
病気やけが、冠婚葬祭などの急な出費にも対応できます。
戦略2:サテライト資産だけ取り崩す
すべての資産を取り崩すと
相場が上昇したときや非課税の恩恵を受けられません。
そのため、含み益(※)があるときには
コア資産ではなく、サテライト資産から
取り崩す方法を考えましょう。
(※)金融資産の価値が購入時よりも
上がっており、現金化すると利益が出ること。
一方で
現金化したときに資産が減る状態は
「含み損」と言います。
「サテライト資産」とは
大きなリターンを期待して
積極的に運用する資産のことです。
一方で、分散投資や長期運用などを意識して
堅実に運用する分は「コア資産」と言います。
コア資産に比べると
サテライト資産は値動きが
大きい傾向にあります。
長期保有のリスクが相対的に高いため
資産の評価額が下がる前に取り崩すことが
ひとつの選択肢になります。
また、堅実な運用を心がけている場合は
サテライト資産の売却分を
コア資産に移行させる方法も考えられます。
戦略3:「定額」取り崩しと「定率」取り崩し
私が最もおすすめしたいのがこの2つです。
資産の取り崩し方は
一定金額で売却する
「定額取り崩し」と
一定割合で売却する
「定率取り崩し」に大きく分けられます。
このうち、保有している資産が減るペースを
遅らせて長期運用をしたい場合は、
定率取り崩しが有効な選択肢になります。
定率取り崩しでは、「毎年4%ずつ」のように
売却する資産の割合を設定します。
仮に65歳時点で
資産4,000万円あるとして
毎年資産残高の4%ずつ取り崩す場合と
毎年定額の160万円ずつ取り崩す場合の
保有資産額をシミュレーションしました。
運用年数 | 定率取り崩し (毎年の資産残高×4%ずつ) |
定額取り崩し (4,000×4%=毎年160万円ずつ) |
---|---|---|
1年(61歳) | 3,840万円 | 3,840万円 |
5年(65歳) | 3,261万円 | 3,200万円 |
10年(70歳) | 2,659万円 | 2,400万円 |
15年(75歳) | 2,168万円 | 1,600万円 |
20年(80歳) | 1,768万円 | 800万円 |
25年(85歳) | 1,441万円 | 0万円 |
30年(90歳) | 1,175万円 | 0万円 |
30年(95歳) | 958万円 | 0万円 |
※保有資産の価格変動や手数料は考慮しない
※小数点以下は切り捨て
あくまでも上記は
資産が運用されていないケースなので
ただ減る一方ですが
定率取り崩しだと
35年目まで運用しても資産が残るため
非課税効果等の恩恵を長く受けられます。
ただし、相場や資産の状況によっては
定額取り崩しが望ましいケースもあります。
実際に運用しながら資産を切り崩すことが
資産を長く保有する秘訣です。
下記に簡単にまとめたのでご覧ください。
↓ ↓ ↓
(タップして見る)
戦略4:分配金や配当金がある銘柄のみ持つ
安定したリターンを重視する場合は
分配金や配当金がある銘柄のみを
持ち続ける方法も考えられます。
一口・一株あたりの金額が小さくても
長期的には大きなリターンに
なるかもしれません。
ただし
分配金や配当金がある銘柄は限られるため
購入の前には情報収集が必要です。
過去の実績や利回りなどを確認した上で
目標のリターンを達成できるよような
銘柄を選ぶと良いでしょう。
5.まとめ
新NISAの魅力を最大限に引き出すためには
出口戦略をしっかりと考えることが重要です。
おすすめの終わり方は
ライフプランのに合わせて
「定額取り崩し」か
「定率取り崩し」のどっちかを選択
資産寿命を伸ばすポイントは
「運用しながら取り崩す」ことです。
あなたに合った戦略を見つけ
賢く資産を運用していきましょうね!
では!
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